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続編

私は人形と向き合いながら、落ち着いて考えた。もしかしたら、この人形に何かしゃべってみると、何かヒントが得られるかもしれないと思いついた。

「あなたは誰? どうして私の部屋にいるの?」と声をかけると、人形は微笑んで答えた。「私はあなたの良心です。あなたがやりたくてもできなかったことを、代わりにやってあげるためにやってきました。」

私は、その言葉に驚いた。代わりにやってあげることなんて、何もなかったはずだ。しかし、人形はそれ以上何も言わず、ただ微笑み続けた。

私は、この人形をどう扱っていいのかわからないまま、その日を過ごした。夜になって、私は眠りについた。

翌朝、目が覚めると、人形はそこにはいなかった。代わりに、私の机の上には、小さなメモが置かれていた。

「ありがとう」と書かれていた。

私は、そのメモを見ながら、どこか嬉しくなった。人形が持ってきた何かが、私にとって本当に必要なものだったのかもしれない。

それ以来、私の部屋には、人形は現れなくなった。しかし、私は今でも、あの人形のことを思い出すと、微笑ましくなる。

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