その後、僕たちは風の雫を失くしてしまったことをきっかけに、より一層、お互いを大切に思うようになった。
君はいつも、僕が風に吹かれながら迷いそうになった時には、優しく手を差し伸べてくれた。そして、僕も君が何かに悩んでいるときには、いつもそばにいて話を聞いてあげた。
そんなある日、僕たちは再び風の雫を手に取り、君の好きだった場所に行くことにした。風に吹かれながら、僕たちは笑いながら歩いた。
そして、その場所に着くと、そこには君がいた。君は見守るように微笑んでいた。僕たちは、風の中で再び抱きしめあった。
その瞬間、僕たちは永遠に続く愛を誓った。風の雫が失くなっても、僕たちの愛は風に乗って、いつまでも続いていくのだということを。
風が吹き抜ける中で、僕たちは笑顔で手を繋ぎ、未来へと歩き出した。風の雫は、僕たちの愛の証しであり、永遠の約束なのだ。