夜になり、健斗とゆかりは電話で話し合うことになった。そして、すぐにお互い恥ずかしそうになりながら、テレビ電話をすることになった。徐々に慣れてきた二人は、将来について語り始めた。
「僕は将来、メンタルクリニックの先生になるんだ。それに対して、ゆかりはどうなの?」と健斗は尋ねた。
「私はまだ決めていないんだよ…」とゆかりは心配そうに答えた。
「そっか、でも、ゆかりの好きな授業は何?」と健斗は興味津々だった。
「音楽が好きなんだ!」とゆかりは明るく答えた。
「そういえば、ゆかりは歌が上手いよね!音楽の先生になったらどうだろう?」と健斗は提案した。
「えっ、音楽の先生?大丈夫かな?」とゆかりは不安そうに言った。
「嫌だった?」と健斗は心配そうに尋ねた。
「そんなことないよ!ありがとう!」とゆかりは嬉しそうに答えた。