茶道の見学後、友達は「うーん、思っていたのとは違うなぁ。もう少し本格的な雰囲気が欲しいなぁ。次はテニス部に入ろうかな！」と苦笑いしながら話した。その様子を見て、私も茶道の見学にはあまり興味を持てないことを悟った。
次に私が見学するのは吹奏楽部だった。私はクラリネットを希望し、友達もその気になって一緒に体験してみることにした。パートの人がリードをつけ、クラリネットの口元を押さえて音を出す方法を教えてくれた。友達はとても器用に音を出すことができたが、私は全く吹けない状態だった。
友達とパートの人は「口の形が違うんじゃない？」と私の問題点を指摘してくれた。パートの人が自分のクラリネットを使って、正しい吹き方を教えてくれた。ようやく私も音を出すことができた。この経験を通じて、音楽にはまだまだ勉強することがたくさんあることを実感した。
