「もしもし、みどりさんですか?」と私は電話越しに尋ねた。
「もしもーし!どうしたの?」と、明るく返事が返ってきた。
「実はね、今日のデート、すごく楽しかったよ。そして、あの時の告白、ちょっと変な感じになったかなと思ってたんだけど、大丈夫だった?」と、緊張しながら尋ねると、みどりさんは嬉しそうに答えた。
「大丈夫だよ!すごく嬉しかったし、裕二くん、あの後輩君が、いや、裕二くんとして話してくれたのも嬉しかったよ!」
すると、後輩君であった裕二くんからも、照れながら嬉しい返答が返ってきた。
このように、私たちの関係は少しずつ進展していくのだろう。あの緊張感や不安は、みどりさんと裕二くんの優しさによって解消され、私たちはより一層幸せな気持ちになった。